AZAPAエンジニアリング株式会社(愛知県名古屋市中区錦二丁目4番15号、代表取締役 井村佳人)は、2021年4月、愛知県と常滑市が推進する「あいち・とこなめスーパーシティ構想」の連携事業者として採択されました。
「未来を先取りする移動・物流システム(自動運転)」の分野において、地域が抱える公共交通網不足の課題解消を目指し“誰もが気軽に・安全に活用できる”次世代の自動運転モビリティの活用で、「あいち・とこなめスーパーシティ構想」の実現に協力していきます。
■「あいち・とこなめスーパーシティ構想」について
「スーパーシティ」とは、国家戦略特別区域法の一部改正により新たに設けられた制度です。
愛知県と常滑市では、中部国際空港島と周辺地域を中心に付加価値の高い観光産業の育成や、最先端の技術・サービスの社会実装によるイノベーション創出のため 拠点化を進めるスーパーシティの実現を目指しています。
2020年12月には、愛知県と常滑市が民間事業者と連携しながら、今後、この地域で目指していきたいと考えているスーパーシティの姿をとりまとめた「あいち・とこなめスーパーシティ構想 基本的な考え方(案)」を公表しました。
2021年4月、複数分野の先端的サービスのうちの「未来を先取りする移動・物流システム(自動運転)」において、その事業者のひとつとしてAZAPAエンジニアリング株式会社が選ばれました。
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■自動運転モビリティについて
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【プレスリリース】小型の低速自動運転モビリティの開発をスタート
■モビリティ開発の背景と概要
近年、免許返納後の高齢者や過疎地域における交通弱者の移動手段の確保が、社会生活における大きな課題となっています。
AZAPAエンジニアリングは、この課題を解決し、どんな地域でもストレスなく移動が出来る社会の実現を目指し、シニアカーをベースとした一人乗りの低速(最高速度6km/h)自動運転モビリティを開発しています。
このモビリティでは、GNSSやモビリティ搭載のカメラから得られる情報のみを用いて自己位置を推定し、目的地までの自動走行や複数台の隊列走行の実現を目指しています。
この技術により、LiDARや電磁誘導線といった高価な装置やインフラ工事が不要となり、より手軽に、自動運転モビリティを導入出来るようになります。
自動運転に関わる画像処理技術については、富山大学 都市デザイン学部 堀田裕弘教授との共同研究として、その検証と精度の改善を行います。
また、コネクテッド技術を搭載し、遠隔管理を行うことで、安全性やサービス性の高いモビリティを実現します。
一般の皆様に自動運転をより身近に感じて頂けるよう、観光地での二次交通手段や、テーマパークでのアトラクションとしての活用も想定しています。
自動運転技術を組み込んだ新しいアクティビティとして気軽に自動運転モビリティを体験して頂くことで、観光産業を盛り上げ、地方創生・地域活性化に貢献して参ります。
【AZAPAエンジニアリング株式会社 会社概要】
モビリティ、中でも自動車の制御開発に特化したエンジニアリング会社です。
大手自動車メーカー様の開発支援を行う傍ら、国内のカーメーカー様、サプライヤー様の先行開発品の開発を請け負い、まだ世にない、新しい製品の開発を手がけています。
【お問い合わせ先】
製品化事業部 担当:吉池
Email: azpeng-sales@azapa-eng.co.jp
TEL:052-857-6621